漫画についてゆるーく書いていく

アニメや漫画が好きな男のブログです。不定期に書きたいこと書いていきます。よければ楽しんでいってください。

鬼滅の刃ネタバレ 199・200・201話感想

本当は199話200話の感想だけを書いてたんですが、筆が遅すぎてジャンプ最新号が発売されたので201話の感想もこの記事で書いていきます。

 

長かった激戦に終止符(199・200話)

鬼滅の刃アニメから原作入ったけど長い長い無惨との戦いが遂に終わりました。

正直あっけない終わりだなぁと思いました。

無惨のキャラって超自己中、他人を見下す、自分は何もしないくせに無理難題を押し付けてくる、良いところをあげる方が難しいそんな男が、太陽に灼かれて死ぬとなると嫌でもあっけないなぁと感じてしまう。

ジョジョの奇妙な冒険の4部ラスボス吉良吉影のラストくらいモヤモヤが残る無惨の最後、かと言って太陽以外の倒し方があったかと言うと緑壱さんが加勢に来てくれるくらいしかないでしょう(当然ですが緑壱さん亡くなってるのであり得ませんが)

 

死にすぎだろう...

アニメから入ると柱はそもそも戦闘シーンが描かれないので、原作を読んで個人的にはかなり驚いたことの一つが、といえど個体としてとてつもない強さを持つには簡単に腕をもがれるし、簡単に死にかけてしまうことだ、正直ジャンプ漫画でキャラが死ぬことはそう珍しくないし、物語を盛り上げる一つの要因にもなっているだろうし鬼滅の刃も例外ではないし、原作を読んでいけば誰が死んでもおかしくないというのは理解もできる...

 

ただそれを差し引いても死にすぎだ。

上弦の鬼との戦いですら、何名も死者が出たのに

ヒメジマさんや伊黒さん、甘露寺さんすら死んでしまうのか...(甘露寺さん伊黒さんはまだ死亡確定ではないですが)と悲しい気持ちが湧いてきます。

しかし、この作品は死がものすごく儚いものであると感じるほど、どのキャラも死亡シーンが綺麗だなと思ってます。ヒメジマさんも最後の最後に真実を知り笑みを浮かべて逝きましたし、甘露寺も伊黒も気持ちを伝えあっていました。悲しいシーンではあるんですが、悲しいだけでは終わらせないのがこの作品の良いところだなぁと改めて感じました。

 

絶望はまだ終わっていない(201話)

絶望的な強さを見せつけた無惨との戦いに決着が付いたと思っていたらやはり何か仕掛けていましたね。全話の無惨の最後があっけないと感じていたので、まだ何かあると思ってました。ただ予想とは少し違っていました。自分的には炭治郎の体を無惨が乗っ取るのかなとか予想してたんですが、血を与えて鬼にするとは考えてなかったです。

 

それはともかくとして、無惨の過去に少し触れられましたね、産まれる前からいつ死んでもおかしくない状態で何とか産まれ落ちたらしいです。生物にとって1番の恐怖は死ぬことだと思うので当然といえば当然ですが、この頃から生への執念が凄いです。

自分の強く願ったことは全て叶えてきた、と自負する無惨も一個体としての限界はあるらしく、死の間際産屋敷の言った「想いこそ永遠で不滅」この言葉の意味を理解します。受け継がれてきた人の意思の凄さを目の当たりにして涙を流す無惨、同情の余地は全くありませんが、綺麗な死に方だと思います。

 

しかし、絶望はまだ終わりません、無惨も元は人です。産屋敷の言った「想いは不滅」この言葉は無惨にも当てはまりました。

ここに来て、炭治郎に血を与え新たな「鬼の王」を作り出してしまいました。

何が起きたか理解できない鬼狩達、富岡さんは「炭治郎を殺す!」と言いますが、今しかチャンスがないとは言え、ここに来て主人公が敵となり、それを討たねばならないとは凄まじく嫌な展開...

 

「炭治郎のまま死んでくれ」と涙を流す富岡さん

一緒に死戦をくぐり抜けてきた仲間である伊之助と善逸の言葉も今の炭治郎には届かない...

仲間だからこそ首を斬ることを涙を流し躊躇う伊之助

という感じで201話は終わりました。余りにも苦しい展開

この戦いを終わらせるのは間違いなく禰豆子だろうと思いますが、炭治郎や他の死亡シーンがハッキリと描かれていない柱達の安否はどうなるのか、次号が楽しみです。

 

筆が遅すぎて、三話分の感想になりましたが、長々と読んでいただきありがとうございます。